ねごとたわごとひとりごと

59さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

わたしはハイジ

朝昼夕のごはんのとき、使い捨てのお手ふきが付いてきます。

そのお手ふきは、ショボい使い捨てではなく、洗って何度か使える丈夫なタイプ。


手術前夜の夕ごはんのときは、普通に使い捨てました。

手術後しばらくも、ベッドの上にいて手を洗いに行けなかったので、使い捨て。


動けるようになって、ハッと気づきました。

もったいないじゃん、1回で捨てたら。


この、ごはんのときに付いてくる丈夫なお手ふき、アメニティセットを申し込んでいる人は1日何枚でももらえます。

お手ふきに限らず、タオルも寝巻も、どれだけ使っても1日473円の定額。

ラウンジの一角にコーナーがあって、自分で取りに行ったり、看護師さんに持って来てもらったりするシステムなのです。


だから、レンタルしている人にとっては、こんなお手ふき、使い捨てで当然!


でも、エコ・ケチ・セコのわたしには、もったいなくて…。


毎朝のホットタオルは、自分で顔を洗えるようになったらすぐ辞退したけれど(もらってOK)お手ふきは、退院するときにもらっていこう♪


すぐ横に洗面台があるので、ごはんの前には手を洗えばよいし、ちょっとしたふきんに使うだけなら、1〜2日もちます。


別に「こっそり」ってワケでもないけれど、毎日お手ふきをせっせと溜めていたら、白パンを溜めていたハイジを思い出したのでした。



そしたらアニメの名シーンが次から次へとよみがえって、涙が〜。

昔から「泣いた赤鬼」と「ごんぎつね」は、ちょっと思い出すだけで泣いてしまったけれど、ハイジもダメだ〜。


お気に入りを思い出すだけで感動出来るなんて、ほんとわたしってお手軽♪

(もともとの性格もあるけれど、おばあさん化も影響していると思われる)


「虎に翼」もぜんぶ見返したいけれど、ハイジも見返したいです。(見返さなくてもぜんぶ思い出せるかもー。あー、いまも泣いちゃうー)


*****


きょうもリハビリはお休み。


ベッドの上での体操と、テクテク(ヨロヨロ)歩くだけしか出来ません。


この病院は、人工股関節の手術を数多くやっているはずなのだけれど、病棟でお仲間に会えません。

と言おうか、いらっしゃるのか、わかりません。

とりあえず、同室の方は、ちがう事情。

あと、あの人もあの人もあの人も自宅で転倒で骨折、らしい。

あの人がそうっぽいけれど、不明。

そんな感じなのです。


きのう妹と母親が来てくれて(長ズボンとハイソックスを差し入れてもらった)15分の面会時間にベラベラしゃべりまくりました。


せっかくだから、同病の人と交流を持ちたかった。

首から【人工股関節にしました。語り合いましょう】って下げて歩きたいくらい、と言ってあきれられ…。


でも、思いついてしまったのです!


きのう記事にした、スマホをぶら下げるヒモ。

それに札をくっつけて歩こう!



誰にも(そんなに会ってないけれど)声をかけてもらえませんでした。笑

多分、普通の患者さんとはちがうコトをいろいろやっているわたし。(迷惑行為はしていません)

いまさら変わり者と思われても何でもないのです。

入院後半スタート

夜勤に引き続き、日勤も感じいい系の看護師さん(初担当)でラッキー。


わたしの場合、元気だし、特に頼むこともないけれど、検温ひとつでも感じのいい看護師さんの方がうれしいです。


さて世の中は、きょうからまた三連休。

しかし、知りませんでした。

入院中のリハビリって、基本カレンダーどおりで、土日祝は休みなんですね。(ココだけ?)


普通3日あったら、午前午後で40分×6回のところ、さいごの日に1回だけだそうで(これでも特別と)、あら残念。


病棟内をテクテク(ヨロヨロ)歩きまわるのと、体操をするくらいしか出来ないけれど、何とか3日分、回復に近づけたいです。


きょうも朝からニコニコ動画で、劇団四季1976年版の「ジーザス・クライスト・スーパースター」を聴きながら歩行練習しています。

ジーザスは、キャッツで有名なアンドリュー・ロイド・ウェバー作曲(ティム・ライス作詞)のロックオペラ。

岩谷時子さんの絶妙な日本語歌詞が大すき!

マスクの中で声を出さずに熱唱しながら、ノリノリで歩いています。(見た目は多分ヨロヨロ)


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入院に持って来てよかったもの、ベスト1は、スマホをななめがけにするヒモ。


さいしょ、持っている材料で自作したのだけれど、いまひとつだったので、思い切って(笑)百均で買いました。



適当な長さで固定して、本体はズボンのポケットへ。


これは、退院してからも使っていきたいと思います。

ヒモで繋がっていれば、直接ポケットに入れるだけより安心です。

もう落とすコトはないでしょう。

入院の半分

あっという間に折り返し。

きょうで入院して10日になりました。


この調子でいくと、予定どおり9/30に退院すると思うけれど、浮腫みが引かない…。

さいしょ1.5倍だったのが、きのうは1.4倍まで縮み、きょうの朝は1.2倍くらいかも…と思ったら、また1.4倍くらいになっていました。


たくさん歩いてくださいと言われ、ウロウロ歩きまわっているのが原因、ではないようで、2倍に腫れる人もいる中では別に普通。

日数的にも、浮腫みが引くまでには2週間はかかるとのこと。


勝手な思い込みで、左腿が巨大化しているのは、手術のときの炎症だと思っていました。

手術の翌朝から処方されたロキソニンも、痛み止め&炎症を抑えるため、かと…。


土よう日の日勤の看護師さんに「痛みがないのなら、ロキソニンやめてみます?」と、アドバイスをもらったのに、「もう少し飲んでおきます」と答え、きょうに至ってしまいました。

左腿が縮まるのにロキソニンが関係あるのか、ちゃんと質問すればよかった。


その後の看護師さんは、相談出来る雰囲気ではなく、漫然と飲み続け…。


どの看護師さんも、質問すれば答えてくれるけれど(答え方には差があるけれど。笑)、そもそも何に疑問を感じてよいのか、それがわからないのです。


あと、病棟の看護師さんって、病室で担当が決まっているイメージだったけれど、ココはちがいました。

日勤だけ、夜勤だけ、の看護師さんが多くて、担当の部屋も日々変わる。

でも、その方がよいのかもなあ、って思いました。


看護師さんの差がすごいから。

そのことについては、またあらためて。笑


ロキソニンは、きょうの夜勤の看護師さん(感じいい系)に相談して、とりあえず止めることにしました。


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小細工ネタも。


入院したときは、こんな風に置いていました。



でも、手術後ティッシュは枕元に欲しいかも、と移動。

小さいアンパンマンは、どこに飾ろう?


このアンパンマンは、おかしのおまけの指人形です。

どうやって飾ったらよいか考えました。

ベッドは金属なので、マグネットがくっつきます。

小細工用に持ってきていた小さなマグネットを、カラダの中に仕込んでみました。

大成功!


枕元で見守ってくれています


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そして、朝ドラ「虎に翼」。



きょうは東病棟のテレビで、字幕にして見ました。(誰もいなかったので、テレビを点け、字幕オンで見て、終わったらオフにして、テレビも消して去りました。痕跡ゼロ)


泣いて笑って、来週の予告にドキドキ。

もう最終週だなんて、さみしすぎます。

もしかしたら、いままででいちばんすきかも。

さいしょからまたぜんぶ見たいです。


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リハビリは、午前は津野くんが、学生さんを連れて。

若い男子ふたりに囲まれて若返りました。笑


午後の女の子は、会話すると手が止まるのが、ちょっと…。

もしずっとだったら、(感じよく)伝えてあげたいです。

以前、整形外科のリハビリに行っていたときにも、短い時間なのに、手が止まってばかりの人に当たると、とても残念だったので。

脱臼しない動き方については、資料も用意してくれていて、実演しながらの説明もわかりやすかったです。

わたしもがんばるから、あなたもいい作業療法士さんになってね!(何様?)


あしたからは、また3連休。

何回かは、ちがう人がやってくれるそうです。

津野くんと女の子は、あと、たったの4回。


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とにかく歩くのがよいらしいので、そうだ!と思いつき「ウォーキング 音楽」で検索し、おしゃれな洋楽をヘッドホンで聴きながら、病棟内をテクテク(ヨロヨロ)。


歩き始めてすぐに、いや、こっちだ。

「ジーザスクライストスーパースター 日本語」で検索し直しました。


tさんが、劇団四季のミュージカルを見に行った記事に影響されました。


昔、劇団四季に、お給料のほとんどを捧げていたのです。


わたしが見ていた頃、ジーザスは山口祐一郎、ユダは沢木順、マリアは最近亡くなった久野綾希子さん(後に保坂知寿と野村玲子)、ヘロデ王は市村さん。

群衆の川原洋一郎さんは、足の指の骨を折りながらも出演し続けていたと話題でした。


検索していたら、いろんなモノが出て来て、入院中にアプリを整理しようとしていたのに「ニコニコ動画」なんていうのを新しく入れてしまいました。

どうしよう、日本語ジーザスが頭の中を駆けめぐります。