江國香織とか
昔は、読みたい本は発売と同時に「単行本」で買い、ときには文庫本になったときにまた買っていました。
そのほとんどが、実家に置いたまま。(マンガも含めて、そろそろ何とかせねば)
この20年くらいは、ときどき図書館で借りて読むくらいだけれど(そして、読んでもすぐに忘れてしまう)、本はやっぱりすきなのです。
それなのに本屋さんに行くこともほとんどなくて、新刊情報は、新聞の広告と日よう日の読書欄。
もうそんなに読まないのに、(昔からのクセもあり)新聞を切り取ったり、スクショしたり、図書館のホームページで蔵書検索したりして、気にしています。
そんな中の1冊、かつては新刊が出ると単行本で買って読んでいた作家さんのひとり、江國香織の「シェニール織とか黄肉のメロンとか」を読みました。
もちろん図書館本。
結構タイミングよく予約出来たので、回って来たのは早い方かな。(2023年9月発行)
なつかしい、あの独特の雰囲気。
基本的に、登場人物はみんなきれいで優雅。(ポイ活している人とかは、出てこない。笑)
わたしとは全くちがう世界だけれど、文体と使うことばの種類が好みで、やっぱりよいなあと思いました。
久しぶりに江國香織の世界に触れ、いちばんすきだった短編のことを思い出し、ついでに自分自身の過去のことも思い出し、もしかしていまからまた誰かのことをすきになったりして甘くて苦しいきもちになったりしちゃうのかもー(爆)とか、脳内で盛り上がったのに、肝心なその大すきだったお話の題名が、どうしても思い出せない。
そう、たしかひらがな4文字、濁点があったはず、とか、一生懸命考えたけれど、半日経っても出て来なくて、あきらめて検索したら、ひらがなじゃないし!
これが収録されている文庫本も持ってます
そういえば春ドラマで江國香織原作の「東京タワー」をやっています。(見ては、いない)
「東京タワー」も新刊で買って、当時バイトで来ていた女の子に貸し、返してもらえないままになりました。
残念、いまならメルカリで売れたのにー。笑
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