「言語の本質」
図書館本「言語の本質」が、ようやく回ってきました。
もともと「ことば」について考えるのが大すき。
発達心理学が専門?の今井さんと世界のオノマトペの研究をしている秋田さんによるこの本は、こどももオノマトペも大すきなワタシに、たいへん興味深い内容でした。
子育て経験がなく、こどものことばの成長についても、断片的にしか触れていないけれど、どんどんしゃべれるようになる、あの感じ、ほんとうに不思議です。
さいしょ単語だけだったのが、二語文になり、動詞の活用も徐々に完璧になっていく。
ちびっこの、音が逆になったり変化したりのまちがえた言い方や、「どこでそんな言い方おぼえたの?」的発言のおもしろくてかわいいことといったら…。
学術的な専門用語や英語が出てくるとよくわからなかったけれど、気にしないで読み進めました。
楽しいだろうなあ、興味のある研究をして、本にまとめるのがお仕事になるなんて。(もちろん、たいへんなこともあるだろうけれど)
この本には書いていないことだけれど、こどものまちがえた言い方のひとつとして。
一音の単語は収まりが悪いのか、「蚊に刺される」を「かににさされる」とか、「血が出た」を「ちががでた」とか言うのを、よく聞きます(聞きました)。
それと似た感じなのか、妹の孫たちは「いちご狩り」のことを「いちごがりい」という名前だと思っていて、カレンダーに「いちごがりい」と書いて楽しみにしていました。
小さいこどもの、その子(たち)特有の、かわいい(まちがえた)言い方。
誰も傷つけないし、おもしろかわいいので、訂正もしないで、まわりの大人たちも一緒になって使ったりしちゃってます。
「いちごがりい」に行って来ました。
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