ねごとたわごとひとりごと

59さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

映画のこととか

ブログネタにしたいなあ、と思っているうちに日にちが経ってしまった、今月見に行ったいろいろです。


まずは、都内で開催されていた、山本容子&和田誠展『ふたりのシネマ』。


映画をテーマにした合作の油彩の大作と、おふたりそれぞれの銅版画、作品数は少ないけれど、とても贅沢な展覧会でした。


画廊の地下で制作過程を撮影した映像を流してくれていて、それを見てから再び作品を見ると、より一層味わい深かったです。



映画は3本。



「ドライブ・マイ・カー」は、役者さんが魅力的で雰囲気もよかったけれど、あまりよくわかりませんでした…。


題名どおり、運転している場面がたくさんあったので、運転出来るのっていいなあ、もういちど挑戦しようか?いや、やっぱりムリ…と、映画とは関係ないコトを考えたり。

あと、運転の出来る人は、彼女の運転がほんとうに上手なのかわかるのかなあ、とか。





「オートクチュール」は、大すきなフランス(語)の映画なので、見に行きました。


世界最高峰の一流メゾン、ディオールのアトリエが舞台です。

次のコレクションをさいごに引退することになっているオートクチュール部門の責任者エステル。(YOUがフランス人のおばさんになったみたいな女優さん)

あるきっかけから彼女に見込まれ、移民二世のジャドは、お針子の見習いになります。


アトリエには、やさしく指導してくれる先輩もいるけれど、まあ、そんなに簡単にはいきません。

「ディオール」とは正反対のような暮らしをしていたのだから。

あと、嫌がらせを繰り返すお針子が、ほんとうにほんとうに感じが悪くて、女優さん本人も嫌なヤツなのではと思うほどでした。(名演ってこと)


職場もたいへんだけれど、ジャドは家もたいへん。

母親は鬱病?らしくて、どっぷり「ヤングケアラー」になっているのです。


それでもエステルと関わり、お針子として働くことになって、少しずつ変わっていくジャド。

エステルもまた影響を受けて…。


見終わったとき明るいきもちになれる、すきな映画でした。


そしてたくさん出てくる上等な布、繊細な手仕事。

一生ご縁のない世界で、ただただ目の保養…って感じでした。

もちろんとてもすてきだけれど、わたしは水洗い出来るお洋服がすきです♪




きのう見たのは「ベルファスト」。

新聞評を見て「すきそう」と思ったのだけれど、残念、そうでもなかったです。(大感動する気満々で行ったのだけれど)

でも、子役の男の子がすっごくかわいくて、おじいさんとおばあさんもよかったです。



映画の前後にお花見も♪