映画のこととか
ブログネタにしたいなあ、と思っているうちに日にちが経ってしまった、今月見に行ったいろいろです。
まずは、都内で開催されていた、山本容子&和田誠展『ふたりのシネマ』。
映画をテーマにした合作の油彩の大作と、おふたりそれぞれの銅版画、作品数は少ないけれど、とても贅沢な展覧会でした。
画廊の地下で制作過程を撮影した映像を流してくれていて、それを見てから再び作品を見ると、より一層味わい深かったです。
映画は3本。
「ドライブ・マイ・カー」は、役者さんが魅力的で雰囲気もよかったけれど、あまりよくわかりませんでした…。
題名どおり、運転している場面がたくさんあったので、運転出来るのっていいなあ、もういちど挑戦しようか?いや、やっぱりムリ…と、映画とは関係ないコトを考えたり。
あと、運転の出来る人は、彼女の運転がほんとうに上手なのかわかるのかなあ、とか。
「オートクチュール」は、大すきなフランス(語)の映画なので、見に行きました。
世界最高峰の一流メゾン、ディオールのアトリエが舞台です。
次のコレクションをさいごに引退することになっているオートクチュール部門の責任者エステル。(YOUがフランス人のおばさんになったみたいな女優さん)
あるきっかけから彼女に見込まれ、移民二世のジャドは、お針子の見習いになります。
アトリエには、やさしく指導してくれる先輩もいるけれど、まあ、そんなに簡単にはいきません。
「ディオール」とは正反対のような暮らしをしていたのだから。
あと、嫌がらせを繰り返すお針子が、ほんとうにほんとうに感じが悪くて、女優さん本人も嫌なヤツなのではと思うほどでした。(名演ってこと)
職場もたいへんだけれど、ジャドは家もたいへん。
母親は鬱病?らしくて、どっぷり「ヤングケアラー」になっているのです。
それでもエステルと関わり、お針子として働くことになって、少しずつ変わっていくジャド。
エステルもまた影響を受けて…。
見終わったとき明るいきもちになれる、すきな映画でした。
そしてたくさん出てくる上等な布、繊細な手仕事。
一生ご縁のない世界で、ただただ目の保養…って感じでした。
もちろんとてもすてきだけれど、わたしは水洗い出来るお洋服がすきです♪
きのう見たのは「ベルファスト」。
新聞評を見て「すきそう」と思ったのだけれど、残念、そうでもなかったです。(大感動する気満々で行ったのだけれど)
でも、子役の男の子がすっごくかわいくて、おじいさんとおばあさんもよかったです。
映画の前後にお花見も♪
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