ねごとたわごとひとりごと

59さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

「帰省」と「山仕事納め」

毎週土よう日は、休みでも仕事でも「帰省」しています。(来週のおおみそかは帰らないことにしたので、きのうが今年さいご)

高齢の両親の話し相手になるのが、わたしに出来る唯一の親孝行なので。


実家までは電車で1本。

半年前に引っ越してからは、より近くなって片道45分くらいなので「一時帰宅」って感じかな。


とりあえず、日常生活は何とか出来ている両親。

手伝いの必要な買物や通院などは、近くに住んでいてクルマの運転が出来る妹がぜんぶやってくれています。

「おたがい出来ることをして、何か起きたら、その都度相談して乗り切ろう」という妹の「ケアプラン」により、ワタシはおしゃべり担当のみ。


最近は「回想法」を取り入れ、昔話で盛り上げ、なるべくふたりを揉めさせないように(両親は不仲)、少しでも楽しませるようにがんばっています。

こどもの頃、夏休みにどこどこに連れて行ってもらって楽しかった、いまでもよく思い出す、ありがとう!とか。

実際、しあわせなこども時代を送れたことには、ほんとうに感謝しています。


年寄りなので毎週同じ話をするけれど、全く問題なし。

はじめて聞いたかのように、ニコニコ相槌をうちながら傾聴します。


自分の話をするときは、笑わせることを目標に。(多少の脚色はOK)

これまた同じ話を繰り返しても、ふたりとも忘れているので、また笑ってくれます。


両親それぞれと個人的に会話するのも大切だけれど、ふたり楽しそうに笑ってくれたら大成功!

わたし自身も親孝行した気分になれるのでした。笑


以前は、くだらないことで揉める姿を見るのが辛かったけれど、ふと、気づきました。

両親のケンカにいちいち傷つくなんて、小さなこどもじゃあるまいしー。

不穏な空気が流れたら、ちがう話題を提供、楽しい時間をすごせるよう、工夫してもてなすのが任務なのです。


でもほんとうは、感じの悪い言動は身内として残念…。

まあ、ふたりとも配偶者以外には、感じよくふるまっているので、よしとしなければ。


結婚したことのないワタシにはわからない夫婦のいろいろなんだろうけれど、残りの人生、おだやかにすごして欲しいです。



楽しみは山仕事。

いまの季節は、たけやぶ整備に燃えています。

帰りに妹夫婦の畑で、ミニ大根を1本もらいました♪