「ディーバ」
きょうは休みで、夕方から映画を見に。
2020年の春、コロナで外出自粛が厳しかった頃、ミニシアターを応援するクラウドファンディングに寄付をしました。
お礼に無料招待というのがあったのだけれど、期限はいつだったかなあ、さすがにもう切れてるよなあ、と、ときどき思い出していたところ、先日「今年いっぱいです」とメールが。
一時期通っていたミニシアターは、昔のままでした。
無料招待に選んだのは、見そびれていた「ディーバ」。
映画がすきでフランスがすきなので、いまさらだけれど、ちゃんと映画館で見られてよかったです。
「わたしの映画」ではなかったけれど、とても凝っていておしゃれでした。
そして思ったこと。
「いまさらだけれど見なくては」シリーズ。
他にもあるのだけれど、そんなに一生懸命見ることないかなあ。
見てもすぐ忘れちゃうし。
ほんとうに、最近はもう何も覚えていられません。
若い頃に見たもの読んだものは、いまでもこんなに鮮明なのに…。
「ディーバ」でかっこよかったのは、リシャール・ボーランジェ。
そこから思い出す、娘のロマーヌ・ボーランジェ。
横浜フランス映画祭(1993年の第1回)のゲストで来ていました。
すごくかわいかったです。
「野性の夜に」の上映後のサイン会のとき、終了時間になっても「並んでくださった全員にします」的なことをスタッフに言っていたのが印象的でした。
映画は、たいへんハードな内容で(恋人が実はバイセクシャルでエイズに感染していた)、濃厚な恋愛場面の詳細まで覚えています…。
若いときの記憶力ってすごい。
反対に、いまの記憶力のなさ、って…。
でも、ほんのときたま、しっかり覚えているものもあるのです。
そういうものこそ、「わたしの映画」や「わたしの本」なのだと思います。
そんな作品に出会いたくて、もあるけれど、「映画館で映画を見る」は、貧乏生活の中の唯一の贅沢。
来週再来週と予定が続いています♪
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