「エッフェル」
注!ネタバレありです
仕事帰りに、きょう公開の「エッフェル」(残念な邦題は省略)を見に行きました。
金よう日は女性950円の映画館♪
いまは定期があるので、電車賃もタダ。
フランスが、そしてパリが大すきなので、エッフェル塔が作られるところを見ねば!なのです。
でも、期待したほど、作る部分は描かれず。
恋愛が中心です。
タイタニックみたいに、事実を元にはしているけれど恋愛部分はフィクション、なのかな?
過去に突然姿を消した恋人が、久しぶりに会った友人の妻だった、なんてショックだとは思うけれど、恋愛に誤解はつきもの、愛し合っていても別れるなんてよくあることだし、その後自分だってちがう人と結婚して何人もこどもを持って(奥さんは死んじゃったみたいだけれど)、上の娘さんは結婚間近とか、結構エッフェルさん、しあわせじゃないの?
まあ、仕事がたいへんなときに昔の恋人に再会したら、仕事より家庭より「自分の恋愛」になっちゃうのでしょうか?
「友人の妻」というのが障害にもならないお国柄だし?
アドリエンヌ(ギュスターヴ・エッフェルのかつての恋人)も、いろいろ事情はあったのだろうけれど、20年ずっと思い続けていたの?
再会して突然?
妻に(友人と一緒になりたいから)別れてと言われたら、屈辱的だし、かなしいと思うけれど、「自分には塔も橋もないんだから手を引け」って言う彼(友人アントワーヌ)も…。
いくら愛していても、相手は自分以外のほんとうに愛する人を守るために一緒にいてくれるだけ、なんて嫌じゃないの?
かわいそうで泣いちゃったけれど。(アントワーヌは基本的にまじめでいい人、多分)
あのエッフェル塔がどうやって作られていったのか、もっとそっちを見たかったなあ。
難しい設計をするエッフェルさんたちもすごいけれど、実際に作業をする人(特におじさん)たちがかっこいいのです。
高いところでやる作業はハラハラドキドキ。
繊細な作業が成功したときには拍手したかったです。
昔、エレベーターで登ったことはあるけれど、いちどは歩いて登りたかったなあ。
また行けたとしても、この足腰ではムリなのでした。とほほ。
去年のフランス映画祭のときのサインかな?
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