ねごとたわごとひとりごと

59さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

変身!ドヴォルジャーク

ことばは変化するもの。

そして恣意的なもの。

いつも言い聞かせています。


ことばに限らず、どうしても自分(だけ)を基準にしてしまうので。


こどもの頃「ダイアモンド?ダイヤモンド?どっち?」なんて悩んでいました。

外国語のカタカナ表記や発音に、どっちもないのに。


もう少し大きくなってからおどろいたこと。

ホテルのスイートルームは、甘〜い雰囲気の豪華な部屋だと思っていたら、それはまちがい。

洋服のスーツ(suit)と同じ語源のsuiteで「ひと組、ひと続き、ひと揃い」を意味する。

スイートルームは和製英語で、suiteだけでスイートルーム。

甘い(sweet)ではありませんでした。

もちろん、sweetなsuiteもたくさんあると思います♪


あと、最近多いなあ、と思うのは、いつの間にか長音ではなくなっているカタカナ語。

マネージャーがマネジャーに、ファーストフードがファストフード、キャブレーターはキャブレター?


そして。

昔と変わっていて戸惑ったのは、シュミレーションがシミュレーション、レクレーションはリクリエーション?


多分さいしょは、日本人が発音しやすいカタカナにしたけれど(こどもの頃、ラブレターをラブレーターだと思っていた。多分伸ばす方が言いやすいから)、途中でやっぱり原語の発音に近くしよう、ってなったのかな?


でも、ボジョレー・ヌーボーは、一瞬ボージョレ・ヌーボーになって、またボジョレーになっているし、いろいろ?


「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」と言う川柳は有名だけれど、いつの間にかドボルザークがドヴォルジャークになっていました。

びっくり!



びっくりしたのは、おとといの夕刊を見て、なのだけれど、誰かに言いたくて、いま頃ブログ記事にしちゃいました。


「ことば」にとても興味があります。

どうでもいいようなことを、いちいち不思議に思ったり、考えたりするのが、大すきです♪