変身!ドヴォルジャーク
ことばは変化するもの。
そして恣意的なもの。
いつも言い聞かせています。
ことばに限らず、どうしても自分(だけ)を基準にしてしまうので。
こどもの頃「ダイアモンド?ダイヤモンド?どっち?」なんて悩んでいました。
外国語のカタカナ表記や発音に、どっちもないのに。
もう少し大きくなってからおどろいたこと。
ホテルのスイートルームは、甘〜い雰囲気の豪華な部屋だと思っていたら、それはまちがい。
洋服のスーツ(suit)と同じ語源のsuiteで「ひと組、ひと続き、ひと揃い」を意味する。
スイートルームは和製英語で、suiteだけでスイートルーム。
甘い(sweet)ではありませんでした。
もちろん、sweetなsuiteもたくさんあると思います♪
あと、最近多いなあ、と思うのは、いつの間にか長音ではなくなっているカタカナ語。
マネージャーがマネジャーに、ファーストフードがファストフード、キャブレーターはキャブレター?
そして。
昔と変わっていて戸惑ったのは、シュミレーションがシミュレーション、レクレーションはリクリエーション?
多分さいしょは、日本人が発音しやすいカタカナにしたけれど(こどもの頃、ラブレターをラブレーターだと思っていた。多分伸ばす方が言いやすいから)、途中でやっぱり原語の発音に近くしよう、ってなったのかな?
でも、ボジョレー・ヌーボーは、一瞬ボージョレ・ヌーボーになって、またボジョレーになっているし、いろいろ?
「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」と言う川柳は有名だけれど、いつの間にかドボルザークがドヴォルジャークになっていました。
びっくり!
びっくりしたのは、おとといの夕刊を見て、なのだけれど、誰かに言いたくて、いま頃ブログ記事にしちゃいました。
「ことば」にとても興味があります。
どうでもいいようなことを、いちいち不思議に思ったり、考えたりするのが、大すきです♪
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