ねごとたわごとひとりごと

59さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

包み方、送り方、贈り方

メルカリで売り買いしています、衣類も。

昔、ヤフオクで古着の着物を買って着ていたので、中古衣類に抵抗はありません。(もちろん未使用がうれしいけれど)


届いたときの明暗は通販と同じ。

「こんなよいモノをこのお値段で!」も「しょんぼり、見る目がなかった…」も。


通販とちがうのは、メルカリの場合、梱包に差があること。

わたしの考えは「必要最低限の梱包で金額を抑え、おたがい少しでもお得に」。


ときには新品のビニール袋に入っていて、きれいなシールも貼ってあって、まるでお店でプレゼント用にラッピングしてもらったみたいに届くこともあります。

そんなときは、簡易包装でよいから10円でも安く売って欲しかった…と思ってしまいます。

(でもきっとその方は、やさしいきもちでなさっているだけで上乗せなどしていないかと)


通販のPR誌で吉本ばななの文章を読んだとき、メルカリのことを思い出しました。


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野菜販売をしている知人の方が「たまねぎの皮の外側をむいたり、にんじんをきれいに拭いたり、ビニールに入れる前のひと手間で、売り上げが全然違うのよ」と。


吉本ばなな自身も、「畑から泥つき」もよいけれど、お店では「作った人が、どういう気持ちで送り出しているかがわかる方が安心」と。


「手作りなら、人の手が感じられれば、なんでもいいということはない。質がいいからこそ、思いやりがあるからこそ、ていねいに包みたくなるのだと思う。それが伝わってくるとき、幸福を感じる。」


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出品するときは、なるべく「きれい」に、でもちゃんと正直な写真を載せます。

説明も、自分だったら知りたいことを漏らさずていねいに。

でも送るときは、品物の状態は確保するけれど、見かけは悪い、使い回しのリサイクル資材利用です。

(小さいモノのときは、封筒も切手も在庫がたくさんあるので、中身と色合いを合わせて、自己満足に浸ります)


少し前にメルカリで新品のマキタの掃除機を買ったのだけれど、商品の箱に直接伝票を貼るのではなく、英字新聞で包んでから貼ってありました。

おしゃれ!

古新聞なので回収に出せてゴミにならないのもステキ!


きれいでおしゃれなモノは大すきだけれど、ふさわしくない過剰な包装で余分にお金がかかったり、それがすぐにゴミになるのは嫌なのです。


エコバッグの世の中になるずっと前から、要らない袋は要らない、逆に、すきなラッピングのお店では自分のモノを買ってもプレゼント用にしてもらって、包装紙やリボンを再利用。

そんなワタシ。


わかりましたー。

メルカリでの買物。

(多分)お金はかけていない、ちょっとおしゃれなラッピング(梱包)は、うれしい。

お金がかかっていそうだけれど、全く好みでないラッピング(すべてがすぐにゴミ)だと残念なきもち、になるようです。(何様?)


きのう届いた(未使用長期保存品)のワンピース。

さりげないラッピングと、小さなカードには、あたたかいメッセージ。



使われていたモールのようなリボンは、クリスマスの飾りによさそう♪と、大切にしまいました。