感想文ふたつ
いまは仕事Aの帰り道。
ゆうべ書いている途中で寝ちゃったので、きのうのこと。
きのう、仕事Aの帰りに図書館へ。
最近は(実用本ばかり借りていて)ネタにしていなかったけれど、久しぶりに感想文です。
表紙とスピンの色がぴったり同じ、装丁がとてもおしゃれな、はまじこと浜島直子さんのエッセイ集「蝶の粉」。
文章が上手で、凝っています。
推敲しているうちに乗ってきて、ちょっと演技がかっている感じ?(もし「当たり」だったら、書いているときのそのきもち、すごくわかります。ちがったらゴメンなさい)
内容は、明るく元気でまじめで正直な、テレビで見る彼女そのもの。
家族のこと、お仕事のこと、そして書かない方がよいようなことも、多分、あえて書いています。
読んだらその人は傷つくかもしれないけれど、もし読んで「わかって」くれたら、新たにかなしい思いをする人は出ないかもしれない。
よくある残念な話には、わたしも沈んだきもちになってしまいました。
でも他は、笑ったり、ちょっと泣いちゃったりの、すてきなお話ばかりです。
いろんなことをたくさん考えていて、学ぶ姿勢が清々しくて、はまじのことが、あらためてすきになりました。
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続いて、映画。
「スーパーノヴァ」は、おじいさんに近いおじさんふたりのお話。
キャンピングカーで旅している先々の風景が、とても美しいです。
「イギリスの湖水地方の美しい風景とともに描いたヒューマンドラマ。ピアニストのサムと作家のタスカーは互いを思い合う20年来のパートナーで、ともにユーモアや文化を愛し、家族や友人にも恵まれ、幸せな人生を歩んできた。ところが、タスカーが不治の病に侵されていることがわかり、2人で歩む人生は思いがけず早い終幕を迎えることとなる」
病について、宣伝では曖昧な表現をしていたけれど、想像どおりのお話でした…。(涙)
考えさせられます。
映画は男男だったけれど、男女でも女女でも、そして恋愛でなくても、大切に思う同士なら同じ。
ふたりがピアニストと作家であるから特別に、なのではありません。
誰にも関係あることなのです。
切ないです…。
わたしの前に入場したおふたり。
どうぞ、いつまでもおしあわせに。
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