ねごとたわごとひとりごと

59さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

感想文ふたつ

いまは仕事Aの帰り道。

ゆうべ書いている途中で寝ちゃったので、きのうのこと。


きのう、仕事Aの帰りに図書館へ。

最近は(実用本ばかり借りていて)ネタにしていなかったけれど、久しぶりに感想文です。



表紙とスピンの色がぴったり同じ、装丁がとてもおしゃれな、はまじこと浜島直子さんのエッセイ集「蝶の粉」。


文章が上手で、凝っています。

推敲しているうちに乗ってきて、ちょっと演技がかっている感じ?(もし「当たり」だったら、書いているときのそのきもち、すごくわかります。ちがったらゴメンなさい)


内容は、明るく元気でまじめで正直な、テレビで見る彼女そのもの。

家族のこと、お仕事のこと、そして書かない方がよいようなことも、多分、あえて書いています。


読んだらその人は傷つくかもしれないけれど、もし読んで「わかって」くれたら、新たにかなしい思いをする人は出ないかもしれない。

よくある残念な話には、わたしも沈んだきもちになってしまいました。


でも他は、笑ったり、ちょっと泣いちゃったりの、すてきなお話ばかりです。

いろんなことをたくさん考えていて、学ぶ姿勢が清々しくて、はまじのことが、あらためてすきになりました。


*****


続いて、映画。

「スーパーノヴァ」は、おじいさんに近いおじさんふたりのお話。

キャンピングカーで旅している先々の風景が、とても美しいです。


「イギリスの湖水地方の美しい風景とともに描いたヒューマンドラマ。ピアニストのサムと作家のタスカーは互いを思い合う20年来のパートナーで、ともにユーモアや文化を愛し、家族や友人にも恵まれ、幸せな人生を歩んできた。ところが、タスカーが不治の病に侵されていることがわかり、2人で歩む人生は思いがけず早い終幕を迎えることとなる」


病について、宣伝では曖昧な表現をしていたけれど、想像どおりのお話でした…。(涙)

考えさせられます。


映画は男男だったけれど、男女でも女女でも、そして恋愛でなくても、大切に思う同士なら同じ。

ふたりがピアニストと作家であるから特別に、なのではありません。

誰にも関係あることなのです。

切ないです…。



わたしの前に入場したおふたり。

どうぞ、いつまでもおしあわせに。