豆の上に寝て気づかなかった理由
三連休、空ベッドだったお向かいに、新しい方が入院して来ました。
あした、T先生の手術だそうです。(右股関節)
入れ替わり立ち替わり、看護助手さんや看護師さんや薬剤師さんが、お手伝いや説明に訪れています。
大部屋だから、いろいろ聞こえちゃうのは仕方ないこと。
それで、わかりました。
「豆の上に寝て気づかなかった理由」と言おうか「豆の存在を知らなかった理由」が。
わたしは、タイミングが合わなくて(必須ではないらしい)オペ室看護師さんの「術前訪問」を受けていなかったのです。
廊下で「お会い出来なくて」と、手術担当の看護師さんのお名前が書かれた紙を手渡されただけでした。
きょう聞こえてきた説明は、
「手術は全身麻酔の他に、硬膜外麻酔というものもします。
それは、痛いときに自分でボタンを押すようになっています。
手術後も背中に針が入ったままですが、細い針なので、普通に上を向いて寝られますよ」
「背中の下に、結構大きめの固いスイッチを入れて寝ることになるので、かなり痛いですがガマンしてくださいね」
じゃないし。
わたしの想像だと、手術室のベッドから病室用のベッドに移すときに、いろんな管がありすぎて、スイッチが背中に入り込んだのだと思います。
でも、最終的に病棟の看護師さんが、ちゃんとスイッチが枕元にあるか確認して「痛いときは自分でコレを押してくださいね」って案内すべき。
手術室と病棟の連携不足なのか、術後を担当した看護師さんの個人的問題なのか…。
もう過ぎたことだけれど、いまも恨んでいるらしいワタシなのでした。笑
リハビリ担当は、わたしと同じ池松壮亮。
術前リハビリ(可動域や歩く速度などを測る)のお迎えに来た声が聞こえました。
Sさん、ラッキーですよ♪
きょうもリハビリを受けながら思いました。
「若いのに落ち着いている」って信頼に繋がります。
それに彼はマッサージがとても上手。
その場でも「効いている感じ」がするけれど、受けた後の軽快感!
きもち悪いマッサージも知っているので、たまたまだけれど、いい人に当たってよかったなあ、と感謝するのでした。
軽くなったカラダで、さわやかな空気の中、病棟の外を「一緒に散歩」(=歩行訓練)しました。
しかし、急に秋になってびっくり。
午後の女の子は、会話するとマッサージの手が止まってしまうので、途中からは沈黙を守りました。笑
和ませるための雑談は、ちがう訓練をしているときに。(気をつかう必要なんてないのに、つい…)
*****
おかげさまで、順調に回復に向かっています。
予定どおりに月末退院、その後1週間自宅でリハビリ、その間にお店にあいさつに行き、翌週のシフトの足りない日から復帰、のつもりです。
いよいよ、この先のことが現実になってきました。
あまりにも長く仕事を休んでいるので、またちゃんと働けるか不安です…。
でも、迷惑をかけてしまったお店(社長)や、負担をかけてしまった同僚たちに、行動で示すしかありません。
しばらく(ずっと?)足手まといになると思うけれど、出来ることからがんばるので、どうぞよろしくおねがいします!
そして、こんどは合計1ヶ月の休みで済むと思うので、右足のときもまた休ませてください…。
自分のときは、スマホは持っていませんでした。
コレは、手術の5日後、歩行練習のついでに、落ち着いて入れるお手洗いを求めて遠征したときに撮影。
もしかして、この階は、関係者以外はウロウロしてはいけなかったのかも〜。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。