ねごとたわごとひとりごと

60さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

「座・きまま」のニセモノ

エミコ

ひとり暮らしも、もうすぐ30年。


ふとん生活だった頃は、ときどきは友だちと(こたつテーブルを囲んで)ごはんを食べたりもしていました。

最大で4人呼んでいたので、座布団も5枚用意。

狭いながらも畳の部屋って、結構くつろげたのです。


そのうち股関節疾患の悪化でベッドを購入、人を呼ぶことはなくなりました。

2年前に引っ越して来たいまのアパートは、人を招くなんて考えられない狭さだし。


わたし自身の「おくつろぎ場所」もベッドの上しかないような小さな部屋なのです。

狭いのは問題ないけれど、テレビの位置が、壁に寄りかかると横になってしまうのが難点。

変な体勢でテレビを見るのはよくないよなあ、と思いながら、いつも斜めになりながら「おくつろぎに」なっていました。


まっすぐテレビを見るために、座椅子を買おうかとも思ったけれど、処分するときのことを考えるとモノを増やしたくない。


そんなとき、ネット検索で「座・きまま」というビーズクッションを見つけました。

一時期いろいろ買っていた「通販生活」でも扱っていて、そういえば現物を見たこともあるかも。


【画像お借りしました】


無印のビーズクッションは股関節によくないので処分したけれど、これは、まあまあしっかりしていそう?

いや、そうでもないかも。

それに所詮中身はプラスチック。

プラスチック製品は、出来るだけ買いたくないモノの筆頭です。


お値段も結構よくて、11579円+送料。


で、考えました。

カバーだけ買って、使っていない座布団の中身(コットン&ポリエステルの綿)を入れたらどうだろう?


替カバーは4400円+送料。

こちらもお高め。


先日、たまたまメルカリで、中古のカバーを見つけたので買ってみました。(2200円)

きれいに洗ってあるみたいだけれど、もういちど洗濯。

そして、座布団3コ分の中身を、手動で雑に「綿の打ち直し」をしながら、詰め詰め詰め詰め。



ベッドの上に置いて座ると、いい感じです。

だんだんとへたってくるとは思うけれど、とりあえずしばらくは使えそう。


ホンモノそっくり!


「ニセ座・きまま」に背中を寄りかからせて、まっすぐテレビを見られるようになりました。


実は、「手動綿の打ち直し」は、ずいぶん前からやりかけているモノがあるのです。

それは抱き枕。

へたってきたので補充用に綿を買ったけれど、固まってしまった綿を手でほぐしてみたら、ふわふわになったので、もしかしたら生き還るかも、と試しているのです。

こちらは本気でていねいにやっているので、まだまだ時間がかかりそう。

しかし、手作業で綿の打ち直し?をする人なんて、いないだろうなあ。



ヒマすぎるワタシ。

こんな画像をわざわざ編集しているのもワタシらしい…。