「座・きまま」のニセモノ
ひとり暮らしも、もうすぐ30年。
ふとん生活だった頃は、ときどきは友だちと(こたつテーブルを囲んで)ごはんを食べたりもしていました。
最大で4人呼んでいたので、座布団も5枚用意。
狭いながらも畳の部屋って、結構くつろげたのです。
そのうち股関節疾患の悪化でベッドを購入、人を呼ぶことはなくなりました。
2年前に引っ越して来たいまのアパートは、人を招くなんて考えられない狭さだし。
わたし自身の「おくつろぎ場所」もベッドの上しかないような小さな部屋なのです。
狭いのは問題ないけれど、テレビの位置が、壁に寄りかかると横になってしまうのが難点。
変な体勢でテレビを見るのはよくないよなあ、と思いながら、いつも斜めになりながら「おくつろぎに」なっていました。
まっすぐテレビを見るために、座椅子を買おうかとも思ったけれど、処分するときのことを考えるとモノを増やしたくない。
そんなとき、ネット検索で「座・きまま」というビーズクッションを見つけました。
一時期いろいろ買っていた「通販生活」でも扱っていて、そういえば現物を見たこともあるかも。
【画像お借りしました】
無印のビーズクッションは股関節によくないので処分したけれど、これは、まあまあしっかりしていそう?
いや、そうでもないかも。
それに所詮中身はプラスチック。
プラスチック製品は、出来るだけ買いたくないモノの筆頭です。
お値段も結構よくて、11579円+送料。
で、考えました。
カバーだけ買って、使っていない座布団の中身(コットン&ポリエステルの綿)を入れたらどうだろう?
替カバーは4400円+送料。
こちらもお高め。
先日、たまたまメルカリで、中古のカバーを見つけたので買ってみました。(2200円)
きれいに洗ってあるみたいだけれど、もういちど洗濯。
そして、座布団3コ分の中身を、手動で雑に「綿の打ち直し」をしながら、詰め詰め詰め詰め。
ベッドの上に置いて座ると、いい感じです。
だんだんとへたってくるとは思うけれど、とりあえずしばらくは使えそう。
ホンモノそっくり!
「ニセ座・きまま」に背中を寄りかからせて、まっすぐテレビを見られるようになりました。
実は、「手動綿の打ち直し」は、ずいぶん前からやりかけているモノがあるのです。
それは抱き枕。
へたってきたので補充用に綿を買ったけれど、固まってしまった綿を手でほぐしてみたら、ふわふわになったので、もしかしたら生き還るかも、と試しているのです。
こちらは本気でていねいにやっているので、まだまだ時間がかかりそう。
しかし、手作業で綿の打ち直し?をする人なんて、いないだろうなあ。
ヒマすぎるワタシ。
こんな画像をわざわざ編集しているのもワタシらしい…。
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