ねごとたわごとひとりごと

60さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

「スミス都へ行く」

エミコ

遠くまで通勤しています。(いまは休んでいるけれど)

2つの路線の合計は40キロくらいで、片道運賃は690円。(スタッフの中でわたしだけ高くて申しわけない)

日給月給なので通勤費は実費支給だけれど、定期を買って差額分得するのは認められています。


通勤費で買った定期券で、途中下車して図書館や映画や買物へ。

交通費の面で長距離通勤は、ほんとうに助かっていました。


だから今回突然休むことになって、定期券を使わないのが、ほんとうに残念で…。(毎日1000円以上捨てているきもち)


どのくらい休むことになるのかわからず保留にしていたけれど、いよいよ払い戻します。

でも、日にちの問題で、あと数日は定期券がある状態。

あるうちは、有効に使いたい!


で、今夜もヨロヨロ出かけて来ました。

仕事帰りに行くはずだった映画です。



はじめて見たのは高校生のとき。

その頃NHK教育テレビで、定期的に古い映画を放送していたのです。

定期試験の前日だったけれど、勉強をやめて見てよかったと、当時も心から思いました。

まさしく「わたしの映画」だったのです。


その後、ビデオで何回か見たけれど、映画館では見る機会がなくて。

何かの映画祭で見た?

いや、やっぱり見てない?

まあ、とにかく2〜30年見ていません。


が、びっくりするくらい細かいところまで完璧に覚えていました。

だから、始まった途端に先まわりして泣き泣き。

さいしょの方はユーモラスな場面もあるのだけれど、(どうなるのか知っているから)笑うのも先。


映画の中のお話だし、結末もわかっているのに、映画館で真剣に怒って泣いて応援していました!


世界中の人に見て欲しいです。

政治家の方たちは必ず!


しかしどうして若い頃見た映画(や、読んだ本)のことは、こんなによく覚えているのでしょう。

最近のは、ほぼ記憶ナシなのに…。



「素晴らしき哉、人生!」は、今回はガマン。

次回の「午前十時の映画祭」で見られますように!