ねごとたわごとひとりごと

60さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

わたしはハイジ

エミコ

朝昼夕のごはんのとき、使い捨てのお手ふきが付いてきます。

そのお手ふきは、ショボい使い捨てではなく、洗って何度か使える丈夫なタイプ。


手術前夜の夕ごはんのときは、普通に使い捨てました。

手術後しばらくも、ベッドの上にいて手を洗いに行けなかったので、使い捨て。


動けるようになって、ハッと気づきました。

もったいないじゃん、1回で捨てたら。


この、ごはんのときに付いてくる丈夫なお手ふき、アメニティセットを申し込んでいる人は1日何枚でももらえます。

お手ふきに限らず、タオルも寝巻も、どれだけ使っても1日473円の定額。

ラウンジの一角にコーナーがあって、自分で取りに行ったり、看護師さんに持って来てもらったりするシステムなのです。


だから、レンタルしている人にとっては、こんなお手ふき、使い捨てで当然!


でも、エコ・ケチ・セコのわたしには、もったいなくて…。


毎朝のホットタオルは、自分で顔を洗えるようになったらすぐ辞退したけれど(もらってOK)お手ふきは、退院するときにもらっていこう♪


すぐ横に洗面台があるので、ごはんの前には手を洗えばよいし、ちょっとしたふきんに使うだけなら、1〜2日もちます。


別に「こっそり」ってワケでもないけれど、毎日お手ふきをせっせと溜めていたら、白パンを溜めていたハイジを思い出したのでした。



そしたらアニメの名シーンが次から次へとよみがえって、涙が〜。

昔から「泣いた赤鬼」と「ごんぎつね」は、ちょっと思い出すだけで泣いてしまったけれど、ハイジもダメだ〜。


お気に入りを思い出すだけで感動出来るなんて、ほんとわたしってお手軽♪

(もともとの性格もあるけれど、おばあさん化も影響していると思われる)


「虎に翼」もぜんぶ見返したいけれど、ハイジも見返したいです。(見返さなくてもぜんぶ思い出せるかもー。あー、いまも泣いちゃうー)


*****


きょうもリハビリはお休み。


ベッドの上での体操と、テクテク(ヨロヨロ)歩くだけしか出来ません。


この病院は、人工股関節の手術を数多くやっているはずなのだけれど、病棟でお仲間に会えません。

と言おうか、いらっしゃるのか、わかりません。

とりあえず、同室の方は、ちがう事情。

あと、あの人もあの人もあの人も自宅で転倒で骨折、らしい。

あの人がそうっぽいけれど、不明。

そんな感じなのです。


きのう妹と母親が来てくれて(長ズボンとハイソックスを差し入れてもらった)15分の面会時間にベラベラしゃべりまくりました。


せっかくだから、同病の人と交流を持ちたかった。

首から【人工股関節にしました。語り合いましょう】って下げて歩きたいくらい、と言ってあきれられ…。


でも、思いついてしまったのです!


きのう記事にした、スマホをぶら下げるヒモ。

それに札をくっつけて歩こう!



誰にも(そんなに会ってないけれど)声をかけてもらえませんでした。笑

多分、普通の患者さんとはちがうコトをいろいろやっているわたし。(迷惑行為はしていません)

いまさら変わり者と思われても何でもないのです。