図書館本とドラマ
予約していた、津村記久子さんの「つまらない住宅地のすべての家」が回って来ました。
近所にコンビニもないパッとしない郊外の住宅地が舞台。
横領の罪で服役中の36さい女性(昔、この辺りに住んでいた)が脱走して、もしかしたら近くにいるかも、というニュースが流れます。
推理小説ではないのだろうけれど、いろいろなコトがだんだんと繋がって謎が解けていく感じ。
登場人物を把握するために、巻頭の地図と名前を見ながら読み進めていくのだけれど、なかなか複雑で、頭の体操になりました。(一覧表が苗字だけでファーストネームが書かれていないのは、わざとなのかも)
「そうだといいな」「こうなりますように」と願ったかなりのコトがそうなって、さいごはしあわせなきもちに…。
つまらない住宅地かもしれないけれど、そこに住むつまらなくない人々は、ゆるやかに関わり合い、よい影響を与え合っているようでした。
続きが気になって久しぶりの一気読み。
読書を優先していたら、まだぜんぶ見終わっていなかった「野田ともうします。」のNHKプラスでの配信が終わっていました…。
当時見られる環境だったのかわからないけれど、こんなにもわたし好みのステキなドラマがあったとは!
10年以上前の作品だけれど、全く古臭さを感じません。(と言おうか、もともと時代を超えている!)
漫画も読みたいなあ。
そして、再びの再放送も祈ります。
「野田ともうします。」は、どこから見てもよいし、1話(5分)だけ見てもOKなドラマだけれど、連続モノは、続けて見ないとわからなくなってしまう場合もあります。
(TVerで見るのを忘れていて)第4話が抜けてしまった「妻、小学生になる。」。
重要な回だったようなので、あらすじだけでも知りたいけれど、まあそんなに深く考えないで、続けて見るとしましょう。
今期はあと「ミステリと言う勿れ」(いちばんおもしろい!)と「ゴシップ」と「おい!ハンサム」「恋せぬふたり」「しもべえ」を楽しみに見ています♪
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