ねごとたわごとひとりごと

59さい*楽しい貧乏工夫ひとり暮らし

お帰り寅さん


試写会が当たったので、30分早退して行って来ました。(500円減給なので、それが映画代というコトかな)


寅さんの映画、実はまともに見たことがないのです。

会社員時代、社員旅行の帰りのバス(ビデオ上映が定番)で断片的に見たり、テレビで放送されたのをチラッと見たり、だけ。


今回の映画は、寅さんの甥の満男が初恋相手と再会して、という話。

純くん、すっかりおじさん…。

後藤久美子はお芝居は…だけれど、実生活が充実しているようすがにじみ出ていてキラキラ。

昔の映画の映像があちこちに挿入されていて、なつかしいマドンナたちも次々と。

みんな若くてかわいい。


寅さん、見なくては、いつかちゃんとぜんぶ。

せっかく同じ時代に生きていたのに、もったいなかったなあ。

黒澤明監督の作品も、見たのは亡くなってから、という残念なワタシ。


楽しみがたくさん残っている、と思うことにします。

返却した図書館本

図書館に寄って、2冊返し、(予約本を)2冊受け取って来ました。




素晴らしかったです。

読んでよかった。


今年の2月のNHKスペシャルで、小堀医師のことを知りました。(BSは映らない…)

内容に加えて、登場するお医者さまが森鷗外の孫ということで、興味深く見ました。

小堀先生は、想像以上にすてきでした。

まず、姿かたちがよい。

そして、当然だけれど、頭がよさそう。

それでいて全く気取りがなくて、淡々とやさしい。


ドキュメンタリーとしても素晴らしく、静かに感動…。

あらためて、両親や自分のさいごのことを考えました。


その後、ほぼ日で糸井重里さんとの対談を読み、映画を見て、監督が書いた本を読み、さいごに小堀鷗一郎先生の本を読みました。




偶然だけれど、見たり読んだりの順番も正解でした。


もしいちばん先に小堀先生の本を読んでいたら、こんなにはわからなかったと思うから。

姿や声が浮かんでくるから、ひとりひとりとの関わりが、より一層伝わりました。

文学作品だけでなく、専門の資料や新聞記事など、いろいろなところから引用、先生の付けた傍点が、ずっしり響きます。


久しぶりのみすず書房。

高校時代にレインの精神分析本とか、一生懸命読んだなあ。


もう1冊は、



よかったです。

瀬尾まいこさんをさいしょに読んだのは何だったかな?

NHKドラマ「七子と七生」(蒼井優ちゃん、よかった)の頃から、ほぼ(図書館本で)読んでいます。


これは、結婚から娘さんが3さいになるくらいまでのエッセイ。

わたし自身は(残念ながら)結婚も出産も子育ても経験ナシなのですが、妹たちや甥姪たち、そのこどもたちのおかげで、ちょっとだけ擬似体験してきました。

だから「あるある話」としても、楽しかったです。

どの話もあたたかくて、知り合いでもないのに、家族の話を聞かせてもらえてうれしいきもち。


でもさっき、Amazonのレビューを見たら(好奇心でときどき見る)「自慢話や親バカぶりにウンザリ」という人もいたので(多分まだ若い方で、同僚から届く年賀状がこどもの写真だったりすると顔をしかめるタイプ?)人それぞれなのかも。


わたしは、くすりとしたり、大笑いしたり(何ヶ所もある!)、じんとしたりしながら、しあわせなきもちで読みました。

計算すると、娘さんはもうすぐ6さい。

続きの話も聞きたいなあ。

仕事帰りに映画

「アナと雪の女王2」を見てきました。




字幕版を見たかったのだけれど、スクリーンの大きさと上映開始時間と料金で考えて、TOHシネマズ(映画の日で1000円!)で吹き替え版を。

途中下車して行きやすい川崎には3つ映画館があって、「アナ雪2」は1日に合計50回くらい上映中なのです。


前作は、字幕版を見て大感動。

数日後、妹と姪と一緒に吹き替え版を見て、どちらも素晴らしい!と思ったのですが、今回は割と普通に見てしまいました。


いちいち盛り上がれてお得なタイプだったのが、だんだんと感じる力が弱まっているようで、さみしい…。

でも、ちゃんと心が動きまくることもあるので、場合によるのかもしれません。


謎の写真



この時期、半乾きの洗濯物は、布団あたためついでに布団乾燥機で乾かします。

ちょっとクリスマスっぽい色合いでかわいい♪

と、思うのは自分だけで、単に生活感丸出し?